 下風呂温泉メイン通りに面した外観  修復なって、じっくりゆっくり浸かれる、心地よい浴室  この値段でこのお膳は アメ〜ジングじゃんかよぉ！  お宿の印象は朝食で決まる。 必要にして十分な朝飯は、 文句なしに特級です。 ごたごたせず、さっぱりした おかずで、ついご飯おかわり。 |
「下風呂温泉」 なんて素敵な響きでしょう♪いいですねぇ。 ってなわけで、メジャーなＨＰである「熊谷温泉」さんとこのオフミに参加致しまして、ここに宿泊したわけです。 下風呂温泉には、大小様々な宿泊施設がありますが、その中でもここは、やや小さめな温泉旅館といった風情。 オーナーの老夫婦が頑張って営業しています。この宿を切り盛りしながら、３人の娘さんを立派に嫁がせたんですね。うんうん、いい話だ。なんて話を夕餉の時間に聞かされたりするアットホームなお宿なワケ。 ・施設 木造２階建の旅館。 昭和の臭いが色濃く残る、やや鄙び（そこそこ施設に傷みもあるけど、見てみないふりしなさいよ、ね！）な雰囲気ですが、漁港に近い下風呂温泉の風情を味わうには、ここみたいなアットホームなお宿が最適ではないか！とも思います。 もちろん、最新の設備（ジャグジーとかサウナとかさ）はありませんが、いい温泉にいい食事に、そしてなによりも、心安らぐ静かな環境があれば、他になにが欲しいの？って逆に聞きたくなるというもんでしょ。 特筆すべきは、お布団のフカフカさ。ひゃ〜快眠熟睡でしたよ。こんなに気持ちよく眠れたのは何年ぶりだろう？宿主のおもてなしの気持ちがこもってますよ。はい、気持ちよい宿には、きもちよい布団が宿る。これ温泉旅館の法則ね。 犬なし、Ｐは漁協の駐車場へ。通常２食付き７５００円 ・お風呂など 浴室は内風呂Ｘ１、露天風呂Ｘ」１。男女別ではありません。基本的にお客様単位の貸切で入浴です。入浴中の札がありますから。露天風呂はしばらく使っていなかった感じ。今回は入りませんでした。 一度に４人くらい入られる浴室は、片側が石の壁、他は木造の質素な雰囲気。そこがまた地味でして、しかしながら癒し効果ありありです。湯船も木質ですし、今風のタイルや、ましてや御影石なんぞをあしらった湯船とはまるで正反対。私は好きですよ。はい。 ・お湯 硫黄臭が漂う、いい湯なんだなぁ。下風呂温泉のお湯は日本人が温泉に期待する「これが温泉だ」ってお湯を忠実に再現しています。 さつき荘のお湯は「海辺地２号源泉」だそうで、このお湯を使用しているのは今や、足湯とこの旅館だけです。 含ホウ酸-食塩硫化水素泉 緊張性低張性高温泉 温度 64.0℃ ｐH 5.8 素晴らしい浴感です。珍しい真っ黒な湯の華が見られます。硫化水素臭、にごり、つるつる感なし、あわつきなし。 ・感想 管理をなされている老夫婦の暖かさが伝わる宿でした。ちなみにこちらのお食事は、仕出しを使わない全自家製だそうです。なるほど心がこもってるわけだ。（Ｈ１７．４．３０） |
|---|