見かけは普通の民家に毛のはえた程度
内風呂「かけ捨て」であることを
誇らしげに張り紙しています。
県内で他に掛け捨ての施設があったら
教えてくれとまで書いてある。青森に
行ったら恥ずかしくて穴掘って入りた
くなるような表現でありますぞ。
そこはそれ、掘削会社の経営だから穴
を掘るのはお手の物か？
手前が露天風呂。
奥に見えるのがハ〇頭展示場、
じゃなくて檜風呂ね。
ちなみに私は写ってませんから
飲泉用蛇口
場所は以下のＨＰ参照
http://www.eigyou.com/jihou/
・施設
長岡市郊外、田圃に囲まれた集落の中に忽然と存在する日帰り温泉施設。民間経営１００％。それだからか、経営者の感性があちこちに色濃く反映していて面白いです。
大人入浴料７００円。これは、ちとお高い。しかもロッカーがまた１００円戻らない式。どうしたって８００円かかっちゃうじゃん。これでは評価を下げざるをえませんね。
内部には、休憩所（食堂併設。ちなみに飲食物持ち込み一切不可）。浴室、歩行浴プール（土日のみ利用可、水着着用のこと）があります。
飲用専用の蛇口もあります。ちなみに温泉水も販売してます。
・お風呂
内風呂と天然石組の露天、そして外に檜風呂があります。
ここの施設は余程、お湯に自信をお持ちのようで、やれお湯は「掛け捨て（かけ流しとは言わないのがこちらの流儀）」である、「湯船から源泉まで４ｍしかないから新鮮である」等、それこそ施設のいたるところに張り紙してあります。
その他、張り紙・注意書きの類が、施設中、とにかくたくさんありまして「ボディーシャンプーで頭を洗うな」とか「各浴槽に入る理想入浴タイム」だとか正直言いまして「うっとーしいんだず！オラオラ！（←谷岡ヤスジ風）」と言う案配でありますな。こだわってるのはお湯だけじゃないな、こりゃぁ。うんうん。妙に納得しちまったじゃないかよ。
しかして、自慢たっぷりな「自称名湯」はいかなるものか？といいますと、まぁ自慢するだけあって文句なし。
単純泉です。一本の源泉の４００ｍ地点、５００ｍ地点、８００ｍ地点のそれぞれからお湯を汲み出して使っているのですが、自噴の湧出量は毎分６００Ｌを越える豊富さ。なるほど潤沢にかけ流せるわけだ。カランのお湯も温泉水。加水なし。
紅茶色。湯の華ちらほら。つるつる度わずか。微硫黄臭。微鉄臭。
大量の泡付きのためツルツルするような錯覚を憶えるほど。
肌触りは大変よろしい。内湯と露天岩風呂は加温してますが、それでも大量の泡付きあり。素晴らしいですな。
特に素晴らしいのが檜風呂。これは源泉最深部の８００ｍのところのお湯だけを加温せずに掛け流しているもので（左の写真参照）ぬるくて、つるつるで、最高に気持ちいいです。あまりに気持ちいいので、入ってる人がなかなか出ない。従って順番待ち必至なわけ。
・感想
ほんとうにいいお湯です。値下げしてくれれば１００点満点です。
（Ｈ１７．８．１３入浴）