権蔵温泉
・新戸倉温泉 (株)戸倉国民温泉
放流式・かけ流しの戸倉国民温泉 源泉水をご自由にお持ち帰り下さい って書いてあんのよ。 このたたずまいは、戦慄です。なにせ国民温泉。 フォルクス スパーでんがな。 どうよ、いけすぎでしょ。 番台もいけてるんです 湯船の深さが私の座高にどんぴしゃなんです 湯船から溢れるお湯は、絶妙な 仕掛けにより湯船の周りの床に 流れ出します |
ステキナ看板達がお出迎えです。右は公認千曲自動車学校。入浴前によく洗ってとか書いてあります。 とにもかくにも、国民温泉です。長野県は新戸倉温泉郷にある鄙び系温泉銭湯なんです。 新戸倉温泉郷は、街のなかに温泉施設がポツポツ点在する、普通はショボイと言いたくなるような温泉郷なんですが、いやはやそのパワーたるや全く恐るべきモノでした。 なにせ、各施設のお湯の管理が、どこも素晴らしいんだ。源泉投入量が多いので、お湯の新鮮さが際だつ。 こちらの国民温泉も、上質のお湯をガンガン掛け流しています。 ・施設 どです?建物をひときわ目立たせる「国民温泉」の看板。そのネーミングのチャーミングなこと。いわば、勝手に日本代表?みたいなもんです。日本大学もそうですが、最初に言っちゃったモン勝ち。 そのナイスな看板の下に、内部へ通じる通路がありまして、あっさりとは入り口へ到達できないギミックがあり、これから起こるであろう、得難い入浴体験への期待感を否応なくたかめるってモノなんです。これを狙ってやっているとしたら素晴らしい演出だ。(ホントは何も考えてないんだろうけど) いい雰囲気の番台スペースを通り抜けると、白壁に囲まれた脱衣場。足を一歩踏み入れたその刹那、昭和30年代へタイムスリッ〜〜ップ!そうか、先ほど説明した、看板下の小道通路はタイムトンネルだったんだぁ!!!なわけないか。 天井には扇風機、時代物の看板。ナニもかもが癒し。 浴室はとても明るくて、湯船も清潔この上なく、文句のつけようなし。 特に湯船の深さが絶妙で、しかも、ぬるめのお湯だからして、いつまででも浸かっていられます。 お湯と体の境がわからなくなっちゃって、湯船から掛け流されてしまいそうな、錯覚さえも。あ〜きもちいい。お魚になった。ワ・タ・シ(~o~) ・お湯 アルカリ性単純泉。いわゆるアル単。 無色透明。あわつきあり。微イオウ臭。 弱卵味。湯の華なし。きわめてまろやか。お肌スベスベ。 源泉温度38.5℃ ・感想 私の感性にどんぴしゃです。こんなに感動したのは久しぶり。フンベの湯に初めて行ったとき以来だと言っても過言ではない。 う〜ん、アル単バカにできん。 なんとしても死ぬまでに、もう一度訪れたいものです。 (H17.9.20入浴) |
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